【資金繰りに困っている事業主が、今からすぐ資金調達をするために知っておくべきこと マニュアル】
1.借りやすい先は【日本政策金融公庫】
金融機関との取引がない場合、一番借りやすいのは【日本政策金融公庫】です。
2.税理士に相談する
今、いきなり日本政策金融公庫に相談にいっても、
相談や申し込みが殺到しているため、すぐには対応してもらえません。
ですので、郵送やインターネットで直接、融資を申し込んだ方が、早く借りることができます。
しかし、どのような書類を送ればいいのかわからない場合は、
顧問税理士や知り合いの税理士に相談することで、少しでも早めることはできます。
3.インターネットで申し込む
今、一番はやく申し込みを受け付けてくれるのは「インターネット申し込み」です。
下記サイトにアクセスして、とりあえず、申し込みだけすぐに行ってください
4.近くの金融機関で普通預金通帳を作っておく
インターネットで申し込む際は、取引金融機関の普通預金口座が必要です。
もし、近くの金融機関の普通預金口座を持っていない場合は、すぐに作りにいってください。
普通預金通帳を作る際は、大きな銀行(メガバンクは、地方銀行)を避けて、
地元にある「信用金庫」や「信用組合」をお勧めします。
対処も早く、親身に対応してくれる可能性が高いからです。
また、その後、別の資金を借りる際にも、借りやすくなります。
5.必要書類を用意する
インターネットで申し込んだ後、公庫の担当者から連絡が届きます。
そこに提出すべき書類や資料について記載されていますので、それらの資料を用意します。
(4月9日(木)にインターネットで申し込み、4月13日(月)に必要書類到着の例あり)
初めての取引で必要になる書類は、個人事業主の場合は、
●借入申込書
●新型コロナウイルス感染症の影響による売上減少の申告書
●最近2期分の確定申告書
●ご商売の概要(お客さまの自己申告書)もしくは創業計画書
●前月の売上がわかる資料(売上帳・試算表等)
です。法人の場合は、上記書類にプラスして
●最近2期分の決算書(勘定科目明細付き)
●履歴事項全部証明書
が必要になります。
6.必要書類を郵送する
必要書類が完成すれば、それらを日本政策金融公庫の担当者に郵送してください。
その後、担当者から連絡がきます。
その時に、「資金使いみち」や「事業の状況」など聞かれます。
追加で資料を求められることもあります。
その後、融資が決定すれば、その連絡が入ります。
7.インターネットで申し込んでから、融資実行までの日数の目安
現在、公庫には申し込みが殺到しているため、
申し込んでから融資の決定まで、かなりの日数がかかっています。
2020年4月13日時点の目安とすれば、
(1)インターネットで申し込み~必要書類の到着:1週間~10日程度
(2)必要資料郵送~担当者との面談:1ヶ月程度
(3)担当者の面談~融資決定の通知:1ヶ月程度
(4)融資決定の通知~入金:2週間~3週間程度
インターネット申し込みから入金まで、今なら2ヶ月以上かかります。
もちろん、公庫の担当者はそれを一日でも早めようと努力しています。
しかし、担当者の処理能力以上に申し込みが殺到しているため、
上記日程よりも、今後は、もっと時間がかかることもあります。
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#喜連川 慎也
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