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<自社や自社の提供する商品・サービスの強み>の書き方のポイント【持続化補助金】

更新日:2022年6月26日




北摂吹田市の資金調達コンサルタント(融資コンサルタント) 喜連川慎也です。

「小規模事業者持続化補助金を獲得する確率を上げるためのコツ」です。今回は、「【経営計画書】の中の<自社や自社の提供する商品・サービスの強み>」についてお伝えします。

【公募要領】26ページ中ほどにある「3.自社や自社の提供する商品・サービスの強み」 について説明しているグレーの部分には、こうあります。

自社や自社の商品・サービスが他社に比べて優れていると思われる点、 顧客に評価されている点をお書きください。

  それを踏まえて、ここで書くべきことは以下の4点です。

  1. 【自社の強み】

  • 【自社の提供する商品・サービスの強み】

  • 【自社の強みによるターゲット顧客のメリット】

  • 【顧客に評価されている点】

もくじ

  • 【自社の強み】は箇条書きで

  • 他社・他店と比較して優れている点を書く

  • 【自社の強みによるターゲット顧客のメリット】に「お客さまの声」を


【自社の強み】は箇条書きで

【自社の強み】は【自社の提供する商品・サービスの強み】とまとめても構いません。

ここでは、自社の強みをダラダラと書くのではなく、 番号をつけて箇条書き形式で書いた方が、審査をする側にとっては、 その特徴を理解しやすくなります。

例えば 「自社の強みは3つある。(1)◯◯◯◯、(2)◯◯◯◯、③◯◯◯◯」 といった表現にすると、読みやすくなります。

自社や自社の商品・サービスは、自らのビジネスモデルの根幹と成すべきところであるので、 ここがぼやけてしまうと、計画自体もぼやけてきます。

自分たち自身でも、自分たちの強みをはっきりと認識するためにも、 強みの列挙 をされることをお勧めします。  

他社・他店と比較して優れている点を書く

ここは、 「何故、この事業者が同業に比べて優位的になれるのか」 を書くところです。

少しぐらい厚かましく、自分たちの強みをアピールして、ちょうどいいぐらいです。 「謙譲の美徳」は、補助金申請にはそぐわないですね。

また、強みについては、具体的な数字を入れて説明することで、より、説得力を増します。

中小企業の基本的な戦略は、 「選択と集中」、それに「強みを活かす」こと。

「自分たちの狙うターゲット」「自分たちがビジネスで重視しているもの」 そして「自分たちの強み」をきちんと把握し、アピールできるようにしておきたいものです。  

【自社の強みによるターゲット顧客のメリット】に「お客さまの声」を

【自社の強み】や【自社の提供する商品・サービスの強み】を活かすことで、 ターゲット顧客にどんなメリットを提供出来るのかを表したのが、 【自社の強みによるターゲット顧客のメリット】です。

顧客ターゲットにとってのメリットが多ければ多いほど、または、深ければ深いほど、 そのビジネスをターゲットから選んでもらえる説得力のある理由になります。

そして、その裏付けとして書くのが、 【顧客に評価されている点】です。

ここでの表現は、 弊社のビジネスにおける◯◯という点は、××というターゲット顧客に対して、 「とても□□である」と評価を得ている。 とすれば、すっきりと見えます。

もし可能であれば顧客や取引先に自社の評価できる点についてコメントをもらい、 そのコメントをそのまま「お客様の声」として経営計画書に書き込むことができれば、 なお説得力を増すことができます。

その際には実名で会社名や名前を入れることができれば、信憑性が増します。

#喜連川 慎也

 
 
 

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